ほんのしるし

自分の好きをアウトプットします

鎌倉のカレー屋さんキャラウェイ

キャラウェイは私が小学生の頃から通う老舗のカレー屋さんだ。
牛肉がホロホロになるまで煮込まれたビーフカレーキャラウェイの看板メニューである。

甘口派の私にとっては辛さを強く感じるが、その辛さが癖になって、ついついリピートしてしまうのである。
普通盛りのご飯の量は、なんと550g!
なんという…わんぱく盛りなのだろう!

付け合わせにセルフで漬物3種とチャツネが置いてあるのも嬉しい。
チャツネを少し混ぜると甘さが出て辛味を緩和できる上に、ちょっとした味変ができて更に楽しめる。

今年の1月の3連休で来店したのだが、流石は人気店ということもあり、どの時間帯になっても長蛇の列。
私は2時間並ぶこととなったが、この美味しさが味わえるのであれば苦にはならない。
あー、食べてよかったなぁと毎回思える最高のカレーだ。

オカルト

私はオカルトが好きだ。
心霊、UFO、UMA…などなど。

そんな私は病院勤めをしていた時に、ある話を耳にした。
休憩時間でのことだ。
たまたま休憩のタイミングが重なった先輩が唐突に「俺、ついに遭遇しちゃったわ。」と言い出す。

私「何にですか?」

先輩「幽霊」

私「え!!!」

オカルト好きの私は勿論食いつく。
ワクワクすっぞ!!!

先輩「この前の夜勤のラウンドでさ、テレビを取り囲むように椅子が3つ並んでいたんだよ。まるで家族がテレビを見るように。」

私「ほうほう。」

先輩「ここに勤めてこんな事に遭遇したのは初めてだ。ついにあの部屋にも出るようになっちゃったんだなー。」

私「へー!」


私にはある心当たりがあった。
コロナ前のことだ。
その日は病棟がほぼ満室になったものの、ある退院患者がなかなか帰宅せずに、次の入院患者の部屋が空かないトラブルがあった。

その入院患者にはオリエンテーションの映像を見て頂くスケジュールがあったのだが、テレビにインプットされているデータのため病室でないと試聴が出来ない。
困っている最中、偶然空いた部屋出たため、オリエンテーション映像を見て頂く時のみ、一時的にその部屋を借りた。

その患者は家族含めて3人で来院した。
家族もその映像を見たいと希望されたため、人数分の椅子を別室からわざわざ運んでセッティングした。
オリエンテーション終了後にその部屋を退室。
やっと退院患者が帰院した為、本来の部屋に誘導することができた。

私は仕事に忙殺されて、椅子を元の位置に戻すのを忘れた。
テレビを囲むようにして置いたあの椅子を…。



(え?え?私じゃん⁉︎絶対私だよね⁉︎)
と3秒ほど考えたあとに

「こわーい」と言っておいた。
多分棒読みだったと思う。

ALWAYS三丁目の夕日

三丁目の夕日は原作のアニメと漫画も好きで、購読したり、私が子供の頃に放送していたキッズステーションで視聴していた作品だ。
私が大の干し芋好きになったきっかけを作ってくれた作品でもある。
干し芋兄ちゃん」は私の宝物だ。

そんな三丁目の夕日をベースにしてつくられた映画がALWAYS三丁目の夕日だ。
2005年に公開されている。
兼ねてから原作のファンだった私は劇場で観て大変に感動し、部屋中に夕焼けの写真を貼りつけようとしたことがあるほど影響を受けた。

久しく観ていなかったのだが、10年ぶりくらいに再視聴した。
やっぱり良い作品だと再認識した。
戦後の日本が復興していく中で、今以上に人と人との関係性が近い中で紡がれるハートフルなストーリーだ。

鈴木オートと茶川先生の家族愛が詰められている。
両家に共通するキーワードは家族愛だ。
しかも、他者が家族になる過程がある。

鈴木家は3人家族の中に六ちゃんという、地方から集団就職でやって来た少女が加わるのに対し、茶川家は全員が赤の他人同士である。
茶川氏の「お前とは縁もゆかりも無い赤の他人なんだからな」という台詞が印象深い。
劇中で何度か聞くワードなのだが、経過とともに心情の変化が表現されている重要なワードだったりする。

私には2つ好きなシーンがある。
ひとつ目は、茶川氏が好意を抱いているヒロミという女性に「いつか買ってあげる指輪」をつけてあげるシーン。
指輪は無いのに、何も無いはずなのに確実に幸せな瞬間は存在している魅力的な場面だ。
泣いた。

ふたつ目は、茶川氏が自分の
元に帰ろうとする淳之介を突き飛ばすものの、最終的には自分の心に素直になって、本当の家族になるシーンだ。
茶川氏には淳之介と別れの危機がやってくる。
一時、淳之介は茶川氏の元から去ってしまう。淳之介が居なくなる寂しさから思わず追いかけて行き、その先で再会をするのだが、淳之介から抱きつかれた瞬間にハッと我に返る茶川氏の表情が素晴らしいのだ。
「一緒にいたいけど…でも淳之介には自分といるよりも幸せになれる環境があるから、諦めないといけない!」という愛のある声が言動から伝わってくる。
もちろん泣いた。

私の大学時代の授業に「家族って何?」という授業があった。
血縁?養子縁?
答えはそんな形式上のものではなかった。
ALWAYS三丁目の夕日に答えはある。
「家族になりたいと思った対象が家族」なのだ。
この映画を観て、そんな事を思い出した。

入河屋

私は入河屋のみかん最中が大好物だ。
三ヶ日みかんを餡に練り込んだ、静岡ならではの銘菓だ。
以下、公式サイトより。

「餡に使う豆は北海道十勝地方の白豆『大手亡豆』のみを使用。
餡に混ぜるみかんは地元三ケ日の名産品でもある三ケ日みかんをまだ青いうちに収穫。
この頃収穫されたみかんは香りが強く、発癌物質の抑制効果や血行促進、抗血栓作用などの効果があると言われているフラボノイドを多く含むのが特徴です。
皮ごとミンチ状にして餡に混ぜ込みます。
最中種に使われるもち米には近江の羽二重餅粉を使用。
表面の模様はみかんの断面をイメージしています。」

文章だけでも十分美味しい。
初めて食べたのは友人がお土産にくれた時で、あまりの美味しさに仰天した。
私は最中が苦手なのだが、こんな美味しい最中があるのかとたまげた。

年末年始も開店しているのが有難い。
ここ近年ではみかんソフトの販売もある。
乳脂肪を使っていないようで、爽やかなみかんのみの風味を楽しめる。
味も香りも深く、食べると幸せな気持ちになる。
これで無香料、無着色とは驚きだ。

ちなみに、将軍の味噌まんソフトなるものも販売しており、こちらも美味しかった。
キャラメルのような風味で非常に食べやすかった。

入河屋大好きだー!
また行きます!!!

「自分の好き」を発信する

自分がブログを書く日が来るなんて思わなかった。
何を書いたら良いのだろう?というのが率直な思いである。


思い立ったのはあるドラマの影響だ。
数年前に放送された「お耳に合いましたら」というドラマを昨年に視聴した。


主人公の美園は人前で話すことに苦手意識を持っているのだが、自分の好きなことを語る際には饒舌になる。熱量も凄まじい。


ある時、美園は「感動を言葉にして伝えないと心が麻痺して好きが死んじゃう」という言葉に胸を打たれる。
そこで、美園は兼ねてから好きなラジオとチェーン店のご飯(通称チェン飯)を融合させた「お耳に合いましたら」というポッドキャストを始める。


美園はチェン飯を食べながら、チェン飯愛の中に友情、恋愛、仕事、家族など、様々な人間模様を交えていく。
配信で自分の言葉で語っていく中で、少しずつ成長していくというストーリーだ。


このドラマを見て、素直に自分の好きなことをアウトプット出来ることって素敵だなと思った。
自分の好きなことを認識できているだけでも凄いことだし、それを発信する行動力に、何だか勇気を貰えた。


私も好きなことをアウトプットしてみたいと思った。
アウトプットすることで新たな自分に出逢える気がする。
もっと自分を好きになれると思う。


そこで、私も美園に便乗して、「自分の好き」を発信していこうと決心した。
好きの再確認、発見、復習をしていこうと思う。